モナリザタッチ(膣のエイジングケア)とは
女性特有の不快な症状を緩和するために開発された治療で、顔のリフトアップやたるみ改善に使われているフラクショナル炭酸ガスレーザーの技術を女性器(腟壁)に応用した自由診療のレーザー治療です。
女性の身体は、35才を境にエストロゲン(女性ホルモン)の分泌量が低下し、顔と同じように腟内の潤いがなくなり乾燥し、腟壁も弾力のないペラペラな状態になり、傷つきやすくなります。その結果、性器尿路部に「かゆみ」「加齢臭」「乾燥」「性交疼痛」「排尿障害」などの不快な症状が現れてきます。
腟レーザー療法(モナリザタッチ)により、腟粘膜の線維芽細胞が活性化され、新生コラーゲンが生成され「ふっくらとした厚み」や「ひだ」のある潤い豊かな腟に生まれ変わります。その結果、腟萎縮による不快な症状が軽減されます。QOL(生活の質)を高め、長期にわたり快適にお過ごしいただけます。
こんな症状の方はご相談ください
- 膣の乾燥が気になる
- においが気になる
- 膣にかゆみを感じる
- 性交痛
- 尿もれ、頻尿を改善したい
モナリザタッチの特徴
- 施術時間は5分程度です。術後処置もないので、施術後すぐにお帰りになれます。
- 施術後3日間の性交渉を控えること以外、日常生活に支障がありません。
- 治療は1か月ごとに1~3回程度です。
- 服用のような長期にわたる継続治療は必要ありません。
- 軽微な下腹部痛やごく微量の出血など一時的な不快感が報告されていますが、このような症状は1~3日ほどで消失します。
受診の流れ
1.事前検査
女性医師が症状についてお聞きした上で検査をいたします。
※検査をしたうえで治療計画を立てます。(当日に施術は出来ません)
2.レーザー照射
※麻酔時間20~30分・施術時間は数分です。(外陰部も照射する際は、麻酔クリームを塗布します。)
3.帰宅
施術後の特別なケアは必要ありませんので、すぐに帰宅できます。つらい方は院内で休んでから帰ることも可能です。 日常生活では3日間性交渉や公衆浴場での入浴を控えてください。
治療費用(自費診療)
モナリザタッチ | 38,500円(税込) |
---|
アンケートにご協力ください。
モナリザタッチに関するよくある質問
施術の際に麻酔は使用しますか?
デリケートゾーンへの施術ですから、外陰部と膣口に麻酔クリームを塗布してから行っています。これにより痛みが軽くなります。
施術可能なのは閉経後のみですか?
女性ホルモンであるエストロゲンは個人差がありますが30代には分泌が減少しはじめます。それによって膣の老化である膣萎縮もはじまり、不快感・乾燥・尿漏れなどの症状が起こるリスクが上昇しはじめます。まだ症状が軽い早い段階で適切な治療を行っていくと、進行させずに良い状態を長く維持することができます。そのため、気になる場合には閉経を待たず、早めに施術を受けることをおすすめしています。
施術はどんな頻度で何回くらい受けると効果的ですか?
当院では月1回×3回の施術をお勧めしております。メンテナンスの為、その後も年に1回は施術をお勧めしています。